Astronaut

ポーランド宇宙庁(POLSA)は、ITインフラへの侵入を食い止めるため、週末にシステムをインターネットから切り離して以来、オフライン状態となっている。

攻撃を検知した後、同機関は関係当局にインシデントを報告し、その影響を評価するための調査を開始した。

「POLSAでサイバーセキュリティ事件が発生しました。関連するサービスや機関には報告済み。状況は分析中です

「ハッキング後のデータを保護するため、ポルサのネットワークは直ちにインターネットから切り離された。最新情報をお伝えします。”

ポルサはセキュリティ・インシデントの内容を明らかにしておらず、この攻撃が特定の脅威要因によるものであるとしていない。

日曜日以降、最新情報は発表されていないが、POLSA内部の情報筋がThe Registerに語ったところによると、攻撃者がPOLSAの電子メールシステムを侵害した後、職員は電話を使うよう求められたという。

同機関は現在、ポーランド・コンピュータ・セキュリティ・インシデント・レスポンス・チーム(CSIRT NASK)およびポーランド軍コンピュータ・セキュリティ・インシデント・レスポンス・チーム(CSIRT MON)と協力して、影響を受けたサービスの復旧に取り組んでいる。

「このインシデントに関連して、攻撃を受けたシステムは保護された。CSIRT NASKは、CSIRT MONとともに、POLSAの運用機能回復を目指した活動を支援しています

「サイバー攻撃の背後にいる人物を特定するための集中的な作戦活動も進行中である。この件に関しては、継続的にさらなる情報を発表する予定である。”

2014年9月に設立されたPOLSAは、欧州宇宙機関(ESA)のメンバーである。ポーランドの宇宙産業を支援し、衛星システムを通じてポーランドの防衛能力を高めることを優先課題としている。

また、ポーランドの起業家が欧州宇宙機関(ESA)から資金を得るのを支援し、他のESAメンバーやEU、その他の国々と協力してさまざまな宇宙開発プロジェクトに取り組んでいる。