Smiths Group

ロンドンを拠点とするエンジニアリング大手スミス・グループは、未知の攻撃者が同社のシステムにアクセスした後、セキュリティ侵害を公表した。

スミスはロンドン証券取引所に上場している英国の多国籍企業で、50カ国以上で15,000人以上の従業員を雇用している。また、エネルギー、安全、セキュリティ、航空宇宙、防衛市場の顧客に製品を提供しており、昨年の売上高は31億3200万ポンドだった。

火曜日にロンドン証券取引所に提出された書類の中で、エンジニアリング会社は、”当社のシステムへの不正アクセス “に関わる “サイバーセキュリティ事件 “を調査中であると述べた。

「スミス社は不正アクセスに気づき次第、速やかに影響を受けたシステムを隔離し、事業継続計画を発動しました。

「スミスはサイバーセキュリティの専門家と協力して、影響を受けたシステムを復旧させ、事業へのより広い影響を判断しています。

同社はまた、関連するすべての規制要件を遵守するために必要なすべての措置を講じており、詳細な情報が入手可能になり次第、最新情報を提供することを約束した。

同エンジニアリング会社は、情報漏洩がいつ発覚したのか、またこの事件で企業や顧客のデータが盗まれたのかどうかについては、まだ明らかにしていない。

スミス社の広報担当者は、本日未明からの情報漏洩に関する詳細情報の要求には応じなかった。

先週、アメリカのビジネス・サービス企業で政府関連の請負業者であるコンデュエント社も、最近の障害が「サイバー・セキュリティ・インシデント」によって引き起こされたことを明らかにした。

これは、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)が、脅威行為者が同社の開発者環境から文書を盗んだと主張した後、新たな侵害の主張を調査していると発表した数日後のことだった。

その1週間前には、英国のドメイン・レジストリであるNominetが、Ivanti VPNのゼロデイ脆弱性を利用して1月初旬にネットワークに侵入されたことを確認した。この脆弱性は、UNC5337として追跡されている中国に関連したスパイ集団に関連した攻撃でも悪用された。